2007,03,31, Saturday
桜の下のどんちゃん騒ぎの宴会がお花見、という事
ならば、『お花見』は一度もした事がありません。 毎年、人目につかなそうな辺鄙な所の桜を探しては 小一時間ほどのんびり花を眺め、蜜をついばむ鳥を 眺め、花を揺らす風に吹かれ、風の中の微かな香り を嗅ぎ、散る花びらを惜しむ、コレが我が家風花見。 お弁当もお酒も歌も嬌声も一切不要です。 行きつけは近くの図書館の駐車場です。桜の木は10本あるか無いかなのですが、 どの木も大きく枝を広げて溢れるばかりに花を咲かせる様は圧巻で、枝の真下の ベンチから真上を見上げる贅沢な時間をゆったり楽しめます。 図書館と言う場所柄大騒ぎする人はないと踏んで、毎年一度は顔を出しています。 運悪く数年前、隅っこの方にシート広げて小規模宴会を催していたおばちゃんたち の鶏的笑い声に鼻白んだ事もありましたけど、今年は時折り2階から元気な子ども たちの声が降り注いでくる以外は静寂。見も知らぬ数人が静かに花の下で同じよう な時間を共有しました。難を言えば。。。花冷えで寒かった~。 今日はとてもじゃないけどお花見日和ではなかったんですが、夜には雨と聞いていた ので今日を逃すと本気で葉桜しか見られないかもしれない、と少々気が急いて。 真っ白の雲に覆われた空を背景では、同化してしまいあまり綺麗に見えなかったので 明日晴れたらリベンジ予定です。明日も頑張れ!桜。 |