2006,11,10, Friday
昨日は水星さんが天体ショーを見せて下さったそうで。。。
丁度ぴったりの時間帯に、外へ出ていたんですけどね。 何故か目を惹かれたのは西の空にうっすら浮かぶ月。 『月は西に日は東に、これでは語呂が悪いねぇ』なんて 素っ頓狂なことを考えつつお月さんを眺めておりまして。 事前に情報得損なったので、全く気付きませんでした。 はぁ。次は26年後ですか。えーと(指を折り)…なんとかなるっしょ。ガンバロ。 まあ、今回は映像で我慢します。これを見る限りは実物見ても気付かなかったな、多分。 自分ではアンテナを張り巡らせているつもりでも、情報収集能力が落ちているんですね。 今欲しいと思う情報は探すけれど、何気なく入って来る情報キャッチが不得手になってる。 例えばTVやインターネットで、興味が無くても一応取り込む、事に疲れを感じるようになり、 関心の無いものは見えていても見なかったふりをする習慣が付いてしまったようです。 人と会ったり、電車に乗ったり、喫茶店で何気なく周囲の会話を聞いたりするような時間も 最近殆ど持たなくなって、あらら、気付けば随分世捨て人めいた暮らしをしているのかも。 数年前の午後、ハーブティーでも飲もうかとベランダのレモングラスを数本はさみで切り、 ザクザク切ってティーポットに放り込み、熱いお湯を注いで鼻歌混じりに待つ事しばし。 ごくごく淡い緑色に変わったのを見計らってカップに移し、ひと口飲んでむせました。 どう味わってもレモングラスとは似ても似つかない『草』を主張する青い味と香り。 え、えぇっ?何デスカコレハ!ベランダに駆け上がってまじまじとプランター内を覗き込むと、 レモングラスの間に1株だけ、数本葉を切り取られたエノコロ草(猫じゃらし)発見。 雑草取りを怠ったとはいえ、特徴のある穂を付ける前なのですっかり騙されました。 しかしまた何でわざわざ1株だけの雑草を選んだことやら、とんだアフタヌーンティーです。 猫じゃらしティーは美味しくない、という貴重な発見はありましたけどね。 |
2006,11,09, Thursday
林檎が赤くなると医者が青くなる、そうな。
美味しそうな紅玉を入手したので、久々に作りました。 写真の左はブリザーブ、原型をなるべく残したジャム。 右のはジュレ、ルビーのような色と透明感が綺麗です。 どちらも紅玉を2個ずつ使って作りました。 保存の暇も無くあっという間になくなりそうなので、 『なんちゃって、でも本格風♪』な作り方、簡単ですよ。 ブリザーブ: 紅玉…2個 砂糖…りんごの重さの4割 レモン汁…大匙2杯程度 水…少々 紅玉を皮ごと良く洗い、八つに切って芯を取り、皮をむきます。<捨てちゃダメ。 一切れを6等分程の厚みの小口に切って鍋に入れ、レモン汁、皮、水を加える。 砂糖を上からかぶせるように乗せ、しばらく置いてしっとりしてきたら中火にかける。 ふつふつが続く火加減に調整しつつ、時々上下をかき混ぜながら煮つめていく。 りんごが透き通って少し形が崩れるくらいまで煮詰めたら火を止め、皮を取り除く。 ジュレ: 紅玉…2個 砂糖…りんごの重さの4~5割 レモン汁…りんごの重さの1割 水…2カップ 皮ごと良く洗ったりんごを丸のまま、水とともに鍋に入れ、蓋をして煮る。 今回は圧力鍋使用、沸騰したら弱火にして15分程度。くたっと形が崩れる<これが目安。 ボウルに手付きのザル、4枚重ねに折ったガーゼの順で乗せ、※鍋の中身をあけて漉す。 受けた汁を別の鍋に移し、砂糖とレモン汁を加えて火にかけ、アクを取りながら煮る。 小さな泡がたくさん出てきたら火を弱め、半量程度まで煮詰まったら保存用容器に移す。 ※基本は絞らずに一晩かけて漉します。時間の無い時はガーゼの4隅を巾着状にまとめ、 輪ゴムで固くとめて上から軽く押し絞ります。カスが混じると液が濁るので細心の注意を。 注:少量、短期保存用の作り方です。長期保存の場合は砂糖を1~2割多めにしたり、 保存用容器に移した物を容器ごと蒸し器等で煮沸する、等の作業が必要になります。 ブリザーブはパイのフィリングとして使えますし、ジュレは紅茶に添えるとオシャレ。 アイスクリームに乗せたり、もちろんパンに付けたり、楽しみ方はいろいろです。 ちなみに今回ジュレで漉した残り物は、もう一度漉し器を通してりんごのピューレにし、 蜂蜜、生姜、めんつゆを加えて良く混ぜたら、今夜のしょうが焼きのタレに変身しました。 酸味と甘みがお肉にしっかり絡んで、付け合せのキャベツとも相性良く美味しかったですよ。 ビンボ臭いと笑わば笑え。食材を無駄なく活用し、ゴミも減らせる小さな幸せを満喫しました。 |
2006,11,08, Wednesday
タイトルはご存知、金子みすずの詩、
私と小鳥と鈴との、おしまいの部分から拝借。 とある小学校のとあるクラスで数年前、 教室内のいじめ問題を解消しようと組まれた特別授業。 その時テキストとして配られたのが、この詩でした。 みんなで読んで、考えて、多くの意見が出たそうです。 担任教師によると授業を受けた子どもたちは口々に『他人の個性を大切にしたい』とか、 『友だちと自分の相違点を受け入れて行きたい』と目を輝かして語ったそうです。 翌日にはもう元に戻って、一部の児童によるいじめは再開されていましたが。 TVで流されたあるアンケート結果で、いじめに対する子どもたちの回答は トップが『いじめはなくならない』、2位が『いじめられる子の性格を直す』だったそうです。 口を開いたら収拾つかなくなりそうなので、今日はこれだけ。 いじめに勝てだの負けるなだの、 心や体に傷を受けて苦しんでいる側の人間に それ以上のことを要求するな、と。 |
2006,11,07, Tuesday
止まない風の音を聞くうちに、心までモシャラモシャラと
上下左右にかき混ぜられた気分になってきました。 喉に引っかかった小骨のような、普段なら気にもならない ほんのほんの些細な苛立ちが全体に回ったようです。 苛立ちの原因は先日の友人との会話にみつかりました。 彼女とはママ友時代から続く、息の長い付き合いです。 何気ない会話の中で発した言葉に、彼女が軽く反応した『前世が○○だったんじゃない?』 『また前世かい!そんなのないない、死んじゃったらお終い』なんて言葉がつい口から出て。 笑っていた彼女の目が一瞬だけ冷たくなり『可哀想な人だねー』って風に見られた感じ。 O槻教授じゃあるまいし、そういう事柄を一切受け付けないなんて体質じゃないんです。 ううん、むしろずっとずっと昔から、そちら関係の話には興味を持っているクチです。 過剰な拒否反応は、彼女が発する、私とは相容れない何かの宗教の雰囲気のせい。 たくさんの問題を抱えながら懸命に前向きに努力しているのを良く判っているつもりだし、 信教の自由を妨げるつもりはさらさらなく、本人が納得済みならそれで良いと思っていても、 彼女に霊的な話を持ち出されると、『絶対に誘わないでね』と昔交わした約束事に、 ピシッとひびが入るようで、ついつい体か固まって防衛の姿勢をとってしまいます。 彼女と話す度、自分は狭い了見の人間なのだな、と切なく痛く思い知らされます。 |
2006,11,07, Tuesday
ゴミ捨てに出た朝早い時間は気にならなかった風が、
9時頃になると段々強まってきて、恐ろしい迫力です。 洗濯物干し、郵便物回収、どちらもパスしたいほどの、 びょぉ~、びゅう~、という音を聞くだけでも寒そう。。。 でもね、私がやらなきゃ誰がやるんだ!と覚悟を決めて 表に出たら。。。な~んだ、拍子抜けの暖かさ。 強く吹き荒れていても南よりの風。長袖の重ね着では汗ばむほどの気温です。 近畿地方では木枯らし1号だったんですね、明日はこちらも寒くなるそうなので、 空元気で決めた強い覚悟を、一晩しっかりキープしておかなきゃ。 …北海道で竜巻による大惨事、他でも強風被害が出ていますね。 これ以上被害が拡大しませんように。 |