2006,07,23, Sunday
いかにも、な雰囲気を漂わすこやつは
義父母のおうちに飼われているみーこ。(ぷっ^m^) 鼻下の髭風模様も見事な去勢済みの♂で 多分あちらのおうちでは義母の次に偉い方です。 この風貌なのにめっちゃくちゃ臆病者で 何にでも怯えて義母にしがみ付きます…笑える~♪ そこいらのボロボロ悪猫相の野良でさえかなりの確立で手懐けられる私も こやつにだけはな~んか苦手意識があって未だに心を通わせられずにいます。 人でも猫でも苦手なタイプは同じ。妙に偉そうにふんぞり返った奴はイヤです。 スーパーのレジでほんの小額の買い物でもそっくり返ってお金を払っているおっさん。 そのまたレジで、どっちがお客?と首を傾げてしまう態度の店員さん。 ジャラジャラの光りもんをコレでもかと付けまくった品の無いおばさん。 ズボンずり下げて人の迷惑顧みず足おっ開いた目付きの悪い兄ちゃん。 そのまた隣にへばり付いて、男の威光を笠に着た態度のデカい姉ちゃん。 人は人、と思いつつも。。。恥ずかしいゾ、ヲイ。 |
2006,07,19, Wednesday
随分前に「学校関連の仕事」を打診された事があって。
中学校のお役を終えて、小学校のお役が決まった時、 打診して来たのは、当時一番ヤだ、と思っていた方で。 方やボランティア、方や有償の準公務員だとしても 両手の天秤に乗せて計るのもサモシイ気がしたし。 先に決まったボランティアを優先するのが筋かな、と。 喉から手が出る気分をぐっと抑えて、残念ですが、と頭を下げたけれど、 本音を言ってしまえば、ソヤツの下で働くのは多分無理、の気持ちが強かったから。 プーですもん。お金になると思えばイチもニもなく、が正しい生き方なんだろうけど、 頭下げるなんて安いもんよ、的な生き方をするには不器用過ぎるみたい。 ソヤツが着任してからの2年間不愉快を押さえつけていた、その頃の自分は特に。 何に対しても自信満々な知人が一人、居る。 曰く「出来なくても出来ると返事をして、それから勉強する」事もあるそうな。 知ってみると、その自信一体何を根拠に?と首をひねっちゃうんだけど、 裏っ側をちょびっと知っていてもついつい騙されそうになるほど、 生い立ちまでまるっと前面に押し出して、伏せ目がちに優しい声で、 「でしゃばるつもりは無いんですけど、ワタシ、やれます」ポーズがカマボコ。 控えめを演じつつ、中身は超強い女性ってなんかお得そうだよね。<ちょい僻み。 翻って自分をヨソの目で見ると、まぁなんて自信がないんでしょ、この子。 得意だ、と自分では思っている事も、振られると本当に出来る?と心が揺らぐ。 何をしても不安が先行して、やれます!と自信を持って言えない。 自信が無い自分をひた隠しに、外では人一倍ツッパラカッテるんだから、 実に可愛げないんだな、こいつ。 |
2006,07,13, Thursday
あぢっ。お日様が出た途端、気温が鰻上りですよ。
夏オンナが音を上げるんだから相当でしょ?と 気象サイトを確認したら、35℃ほどあったとのこと。 タオルを首に掛けて家事しとりましたが、滂沱の汗。 ヒトの体の60%が水分だって、しみじみ実感したです。 今日一日でかなり萎んだんではなかろうか。 改めて戦争の悲惨さ、人間の残酷さ、こわさを感じた。二度とこういうことをしてはいけないと痛感した。asahi.comより だそうです。ホロコースト記念館を訪れた総理の発言ですけどね。 (昨日のTVニュースでは「~してはいけないなあ、と思いました。」 って仰っていたように記憶していますが、記憶違いかも。) 最後に3年2組小泉純一郎くんって書いてあるかと思ったですよ。 とても一国の総理のコメントとは思えない、素直で判りやすいお言葉ですこと。 や、もともと「感動した!」のようなボキャブラリの方だから仕方ないのでしょうが、 よその国に行ってまでそんな姿勢を貫いてくれなくたって。。。と 暑さ+恥ずかしさに、いつもより多めに汗かいちゃったかもしれません。 明日も暑そうだな~。 |
2006,07,05, Wednesday
起き抜けで階段を下りるダルイ足音を聞きつけ、
洗面所まで追いかけて朝ごはんの催促に大騒ぎ。 顔洗うまでちょっと静かにして待ってて。 北朝鮮のミサイル発射のニュースやら WorldCup準決でドイツが負けた一報やらで、 今朝はいつもよりずっと不機嫌なんだから、 あんまりうるさいと、八つ当たりしちゃうよ。 身支度を整えた後の朝一番の仕事が、猫様の缶詰開け。。。か。 猫缶を開ける時、どうしても思い出してしまうのが猫のCくん。 以前の家の近くに住んでいたアメリカンショートヘアの雑種。 他の猫より、2まわりは大きな体躯と、アメショまんまの毛並み。 大きな頭とがっちりした筋肉、太い四肢を持つ堂々とした強い♂で、 大人しく奥さんに抱かれる姿は、本猫の迷惑はともかく滑稽そのもの。 「この子ったら、高級な缶詰ばっかりで、普通の餌は食べないのよぉ。」 と言っていた飼い主さんご一家が公団が当たった、と転居され、 ペット禁止の転居先に連れて行けないから、と置いていかれてしまった。 猫界ではボスでも、生まれつき飼い猫の彼、餌探しも大変だったろう。 翌年彼が野良子との間にもうけた1匹だけの子猫はゴミ集積場に捨てられていた。 その時の子猫が、今我が家に居る♀。 初乳を貰ったか貰わないかのうちに捨てられた掌に乗るサイズ。 小さな体で大きな鳴き声を上げ、必死に助けを求めているようで、 我が家の3匹目の猫とするために連れ帰って来た。 数年後、周囲一帯の立ち退きで転居先を探す時の問題は犬2匹、猫3匹。 ペット可の賃貸住宅はいくつかあっても、この大所帯を受け入れるのは不可。 無い袖を振り回し、無理くり掻き集めた資金で建てたのが今の家。 おかげで連れてきたペットを誰1匹として手放すことなく、 寿命尽きた犬2匹と猫1匹を最後まで家族で看取らせて貰えた。 高級缶詰を毎日貰うよりもきっと、幸せな一生、だったよね? |
2005,11,09, Wednesday
学校の裏手の小さな児童公園。
ブランコと鉄棒と砂場が散らばる空間で、 ついさっきまで一緒に歓声を上げていた友だち。 お母さんが優しい笑顔でお迎えに来ると 一人二人と手を振って帰っていく。 今日は何して遊んだの? 今夜のおかずはな~に? 楽しそうに笑いあいながら。 最後まで一緒に残って不安そうにしていた子が お母さんのお迎えに弾けるように飛んでいく。 ちょっとだけの優越感とたっぷりの喜びに満たされて、 母親のエプロンにぶら下がるように帰っていった。 がらんとした小さな公園のブランコに一人腰掛けて、 大きな夕日が降りていくのを眺めていた。 秋の夕暮れは、すこ~しせつない。 |