てろとろりんの時間
紫陽花午後一番の小猫への授乳時は、一日のうちで最も
ゆったりとした時間を過ごせる、寛ぎ全開の時です。
小猫の体を柔らかい布で拭き、適温に暖めておいた
猫乳児用ミルクを哺乳瓶から与え、ゲプッとなったら
排泄のお手伝い。
他の時間帯はそれなりに用もあり、一緒に遊ぶ時間も
そうは取れませんが、この時間は別。

いつもの飼育係の仕事を済ませた後に、同じような体勢になって布団の上に転がり、
小一時間共に過ごすのが習慣になりました。
最初はおっかなびっくり、小猫の居る部屋には入ってこようともしなかった猫又も
最近では危なっかしい乳母の手元を見るに見かねて、しぶしぶ育児参加。
小猫が布団の隅から落ちないようにガードする係を受け持ってくれています。
生意気に飛び跳ねるようにして布団の上を隅から隅まで歩き回って疲れた後は、
猫又の傍らに寄り添って小さな前足で毛並みをまさぐったり、頭を持たせかけて
甘える素振りを見せたり…猫又は結構迷惑そうですけどね。
ストレスを感じさせないようにと猫又の背中に置いた乳母の指を甘噛みしている
うちに、目がトロンとしてきたら遊びの時間は終了です。

天窓から降り注ぐ暖かい光の中で、猫又と小猫と乳母とで川の字に並んでいると
「あ。もしかして自分が産んだのかも。。。」と激しく妄想に走りそう^-^;
目をつむって2匹が鳴らすゴロゴロコロコロを聞く穏やかな時間。至福なり。
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| ワタクシゴト::日々 | 10:15 PM | comments (0) | trackback (0) |
壁の向こうとこちら
昼顔当初の予報よりえらく遅刻してやってきた荒天は、
昨夜に続いて今日も朝早くから活動を開始。
眠気覚ましに、ドロドロドロドロと効果音のような
雷鳴まで伴って暴れまわっていきました。
家の中ではどうということも無い天候の変化でも
外で子育て中の小さな黒い母猫さんにしてみたら
どれ程大変なことかと気になります。

一昨日思わぬ居候さんの存在に気付き、母猫が長時間傍を離れる度に聞こえてくる
小猫の悲痛な鳴き声に心は疼きますが、何せ相手はこちらを受け入れる気配もない
生粋の野良猫です。人間が迂闊な手出しをしたばかりに母猫が小猫に危害を加える
という悲惨な結果も予測されるだけに、歯痒くても積極的な助力は出来ないワケで。
母猫が遠くまで餌探しに行ってしまった間に、一匹ぼっちになった小猫が心細くて
騒ぎ出す、という感じなので昨夜のうちに、餌探し時間の短縮を図って貰うための
カリカリを、出窓の下に置いてあるエアコンの室外機の上に置き、小猫の雨宿り用
段ボール箱もすぐ近くの壁際に置きました。
もっとあれこれしてあげたいけれど、母猫の神経を逆撫でしては元も子もないし。

今朝忍び足で餌の様子を見に行くと、二つの容器の中身はきれいに食べきってあり、
当座餌の受け入れだけは容認した模様です。
壁のこちらでは慣れない不器用な乳母が、向こう側では条件の悪い中で若い母猫が、
どちらも懸命に育猫中。。。お互い立派に育てられると良いね。
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| ワタクシゴト::日々 | 11:09 PM | comments (0) | trackback (0) |
オソルオソル
マイマイガっぽいんだけどね、判んないんだわコレが。午後から大雨になるやもとの予報をTVで見たので、
雨の前に済まそうと嫌々ながら庭木の枝払い。
昨日の落とし猫騒動で久し振りに出た庭が、余りに
悲惨な状況だったので止むを得ずなんですが。。。
ジャングルに迷い込んでしまったか?てな様相です。
枝が交錯して薄暗いし、所々クモの巣も張ってるし、
うっかり入ったら何か出るかも知れん…怖いよ。

去年桜の木が毛虫満員御礼になったので、嫌な予感はしてたんです。
確か数年前に、桜の木の次の年は山茶花に大勢さんいらしたなーって。
案の定チャドクガ発生で、枝の中には既に葉を食べつくされたのも数本。
首の詰まった長袖とゴム手袋で武装し、高枝切りバサミと鋸と万能鋏、
大きなゴミ袋を持っていざ出陣!
手の届く範囲の細い枝を万能鋏でワシワシ切り、上の方は高枝切りを
振り回し、太い枝はコイツでガリゴリ。
一通り見える範囲を掃討して、ゴミ袋に詰めて嫌な仕事完了。
恐ろしい殺戮者の目を逃れて生き残る幸運を得たら、あんたの勝ち。
堂々と蛾になって命を全うしたまえ。

糞にまで毒があるというチャドクガ。注意して作業したつもりだけれど、
夜になって腕の内側が痒くなってきちゃった。触っちゃったかな?

ちなみに写真は別の毛虫です。チャドクガよりずっとオシャレだねー。
マイマイガの幼虫じゃないかな?とも思うけど、違うかしら。
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| ワタクシゴト::自然 | 10:46 PM | comments (0) | trackback (0) |
落とし猫ですよ~
昼咲き月見草一昨日あたりからどこか家の近い所で動物の鳴き声が
聞こえているのに気が付いていました。
キュウキュウともピーピーとも聞こえる声を耳にし、
お隣の犬が仔を産んだのかしら、とか、この時期に
巣立つ小鳥の雛かな、と思っていたのですが。
良く良く耳を澄ましてみると、どうも猫の声っぽい。
窓から外を覗くと、黒い猫と目が合いました。

まだ小さいと言って良いような、若い猫。窓越しにこちらを睨んで威嚇しています。
東側との境の塀から下を見下ろして、隣家の犬に吠えられながら途方に暮れている
様子が見て取れます。「ああそうか。お隣の家の物置き辺りで仔を産んでしまったに
違いない。犬が吠えるので自分の餌探しが出来ないのかもしれない」
一瞬で声の謎が解けた気がして、猫又氏の餌を少々分けて貰って小さな容器に入れ、
彼女が立ち往生している、家の裏の方へ急いで向かいました。
人の姿に驚いた彼女は、さっきより一層猛り狂って唸り声まで上げています。
刺激しないように餌の音を聞かせつつ小さな声で話しかけましたが、気分が収まる
素振りもなく、さっきまで隣家側を向いて悩んでいたのに、今度はこちら側の地面を
塀の上から心配そうに見ています。アレ???
黒猫に視線を向けたまま4~5歩進んだ辺りの少し前方で、足元の草がガサガサ音を
立て、何かが動きました。
へ?と見る間に小猫が素晴らしい猛ダッシュで、北側隣家へ飛んで逃げ去って行き、
母猫さんは塀から飛び降りて西側へ走り去り、餌の容器を持ったまま呆然とした奴が
一人、ポツンと残されました。何か間抜けな光景^-^;
見るからに大きく育った小猫でしたから、余計な助けは必要なさそうです。
想像するに、小さな母猫が大きな小猫を咥えて移動の際に、何かの弾みで落とした、
が正解じゃないかと思っているんですけどね。
驚いたでしょうが、垣根越しに見える小猫の様子は外傷も無く元気そうなので一安心。
黒いちっちゃな母猫さん、小猫の一人立ちまではあともう少しだよ、頑張ってね~。
…ふと。同時期に子育てをするママ仲間のような気分になった一瞬でした。
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| ワタクシゴト::日々 | 08:50 PM | comments (0) | trackback (0) |
夜討ち朝駆け
長実ヒナゲシの種zzzzz。。。。。。はっ!危うく寝落ちするとこでした。
ん~、眠いです。「ミルクくれ!」「しっこ出る~」
「ちょっと寒い」「遊んでやるぞ」「歯が痒い。指
噛ませろ!」「寝るぞ。抱っこしてろよ」だそうな。
夜中だろうが明け方だろうが、時間構わずの攻撃に
昼寝が出来ない体質のσ( ̄ー ̄ )は、もうそろそろ
グロッキーざます。

これからしたら猫又の「老猫性朝早く目が覚めて起こしに来る症候群」なんて
どれほど可愛らしいもんか今頃気が付きました。
寝ている頭の上に段ボール箱を加工した仔猫部屋を置いているせいもあって
夢の中にまで強迫観念として進入してくるので、眠りも普段に増して浅め。
授乳間隔が伸び、離乳が始まり、トイレも自分で出来るくらいの一丁前小猫に
育つのが先か、こちらがダウンするのが先か。。。うーむ。負けないゾ。

写真は長実ヒナゲシの種カップです。柔らかいオレンジの花が終わって、
今はどこもこんなのに変身していますね。ちょっと可愛い♪
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| ワタクシゴト::日々 | 10:21 PM | comments (2) | trackback (0) |
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