2006,07,09, Sunday
![]() 昼食を挟んで午後は図書館へ。 前回の上巻+上巻を返し、一目散に奥の書架へ。 また上巻って事はないよね?と今度は慎重に。 「下」の文字を確認の上で、しっかり本を抱え込む。 やっと続きが読めると思うと嬉し~♪ 明日の未明で、ひと月続いた寝不足の元も決着。 しばらくは訳もなく夜中に目覚めるかもしれないけれど、 もともと睡眠時間は短め。そう問題はないでしょう。 外の用事を今日は早めに切り上げ、雨に降り込められたついでに 夕飯までの数時間を趣味の保存食作りに充てる。 瓶に詰めた保存食の並ぶ光景がとても好きで、 煮沸消毒した瓶のきらきら光る様や、 手作りのどうと言うことのないラベルを見ては 今度はアレを作ってみよう、と思いを膨らませる。 食料を備蓄して楽しむって…もしや鼠の末裔なのかしらん? ![]() (所謂ガリ) 酢と砂糖、白ワインと少量の蜂蜜を煮立てた汁に 薄皮を剥いて軸を短く切った谷中生姜や 同じく皮を剥いて薄くスライスした新生姜を漬け込む。 自然の反応で端からうっすら桃色に色付いて、うまげ。 買った方が安い物まで手作りしたくなるのは、 家計的にはちょいっと困った趣味、かも。 |
2006,07,08, Saturday
![]() 家からどこかへ向かう時に必ず通る道ではなく、 何かの都合で迂回した時に偶然通りかかった裏道の 車通りもさほどない、閑静な住宅街の一角に建っている。 何と言って特徴のない集合住宅の南庭が何とも素敵。 季節毎に色とりどりのお花がフェンス際を飾っている。 車での一瞬の通過で目についた写真のポピー。 もう時期が終わりで、数輪を残すのみになっていた。 燃えるような紅い花に来年まで会えないから、記念撮影♪ 管理が行き届かず、気を抜けばジャングルと化す我が家のプチ庭も せめて写真を撮るのが恥ずかしくない程度に、も少し何とかしなきゃ。 |
2006,07,07, Friday
![]() 南の空に今、雲を通して仄かに月が光っています。 7月7日の晴天はさぞ少なかろうと思ったけど、 天気出現率に拠ればこんなだったらしい。 ふ~ん、結構晴れの日もあったんだねぇ。 でもやっぱり七夕は、月遅れが良いかも。 子どもの頃の七夕メモリーNo.1は阿佐ヶ谷の賑わい。 人ごみでしゃがみ、じっと動かなくなった私のお目当てはヤドカリ。 綿菓子でもヨーヨーでもなく、この変な生き物に一目惚れ。 嫌がる叔母を口説き落として二匹買って貰い、後はもう気もそぞろ。 早く袋から出して遊びたくて、帰りの電車の3駅が長いこと。 同じ日の記憶は…募金を請うていた「ショーイグンジン」(傷痍軍人)。 彼らの居る意味はとうてい理解出来ず、その外見がただ怖かったっけ。 天の川なんてプラネタリウムでしか見たことがない。 なので「銀河鉄道の夜」の書き出しを読んでももう一つピンと来ない。 一度ホンモノの天の川を見てみたい!と数年前、 野辺山に星を見に行ったのだけれど。。。あそこね、空がないの。(んなアホな) ひっくり返りそうなほど真上を見上げて、全天星!まさに満天の星。 星の間から遠慮がちに空が存在している感じで、 どれがどの星座か、天の川はどれかなんて、判別不可でした><; 五島が無くなってから、プラネタリウムからも足が遠のき、 もっぱらプラネタリウムソフトで楽しませて貰っています。 Stella Theater Lite、Stellarium、Mitaka等。 |
2006,07,06, Thursday
![]() 筆頭は経済的な問題。 読みたい本を全て買っていたら、破産間違いない。 微々たる金額とは言え税金を払っている以上、 公共の図書を利用させて貰わない手はないよね。 次は精神衛生上の問題。 それなりの金額を出して買った本が、読んでみたらつまらなかった、 なんて事になったら、他の本にすれば良かった、って後悔するもの。 そして最後は場所。 すでに小屋裏をはじめとする家の各スペースに本が溢れて 捨てなければ収集が付かないところまで来ている。 でも、愛着のある本ってどうしても捨て難くて、 幼少時買って貰った風の又三郎やら星の王子様やらまで未だに…居る。 で、図書館で本を借りる>気に入り、尚且つ再度読みたい>買う、ようにしている。 他の人を待たせないようにと慌てて読むのが嫌で、予約はしないと決めているため、 毎回書架を覗いては戻ってくる日を心待ちにしていた本が、先日やっと置かれていた。 ハードカバーのこの本はお布団に持ち込んでも読み難いので、買わない。 携帯版を揃えているけど、なかなか次が出ないから2004年から待ちぼうけ。 やたっ!2冊並んでピカピカのオーラを発しているように見えたよ。 1番最初にしっかり抱え込んで、残りの本を物色してからカウンターへ。嬉し♪ 数日後、お楽しみは最後に残してその他の本を読み終え、やっと本命に。 リビングに陣取り、深呼吸して読み始める。数時間後、上巻を読み終えて下巻へ。 下巻を開き、目次を。。。え?あ?下巻は?何たること。上巻2冊借りて来ちまった。 普通2冊並べて置いてあったら、素直に上・下巻だって思うじゃない! そりゃ、付いてるだけみたいな近・乱・遠視で良く見えてない私の早トチリだけど、さ。 バーコード通す時、2冊とも上巻ですけど?って教えてよぉ>司書さん。 |
2006,07,05, Wednesday
![]() 洗面所まで追いかけて朝ごはんの催促に大騒ぎ。 顔洗うまでちょっと静かにして待ってて。 北朝鮮のミサイル発射のニュースやら WorldCup準決でドイツが負けた一報やらで、 今朝はいつもよりずっと不機嫌なんだから、 あんまりうるさいと、八つ当たりしちゃうよ。 身支度を整えた後の朝一番の仕事が、猫様の缶詰開け。。。か。 猫缶を開ける時、どうしても思い出してしまうのが猫のCくん。 以前の家の近くに住んでいたアメリカンショートヘアの雑種。 他の猫より、2まわりは大きな体躯と、アメショまんまの毛並み。 大きな頭とがっちりした筋肉、太い四肢を持つ堂々とした強い♂で、 大人しく奥さんに抱かれる姿は、本猫の迷惑はともかく滑稽そのもの。 「この子ったら、高級な缶詰ばっかりで、普通の餌は食べないのよぉ。」 と言っていた飼い主さんご一家が公団が当たった、と転居され、 ペット禁止の転居先に連れて行けないから、と置いていかれてしまった。 猫界ではボスでも、生まれつき飼い猫の彼、餌探しも大変だったろう。 翌年彼が野良子との間にもうけた1匹だけの子猫はゴミ集積場に捨てられていた。 その時の子猫が、今我が家に居る♀。 初乳を貰ったか貰わないかのうちに捨てられた掌に乗るサイズ。 小さな体で大きな鳴き声を上げ、必死に助けを求めているようで、 我が家の3匹目の猫とするために連れ帰って来た。 数年後、周囲一帯の立ち退きで転居先を探す時の問題は犬2匹、猫3匹。 ペット可の賃貸住宅はいくつかあっても、この大所帯を受け入れるのは不可。 無い袖を振り回し、無理くり掻き集めた資金で建てたのが今の家。 おかげで連れてきたペットを誰1匹として手放すことなく、 寿命尽きた犬2匹と猫1匹を最後まで家族で看取らせて貰えた。 高級缶詰を毎日貰うよりもきっと、幸せな一生、だったよね? |