2006,11,08, Wednesday
タイトルはご存知、金子みすずの詩、
私と小鳥と鈴との、おしまいの部分から拝借。 とある小学校のとあるクラスで数年前、 教室内のいじめ問題を解消しようと組まれた特別授業。 その時テキストとして配られたのが、この詩でした。 みんなで読んで、考えて、多くの意見が出たそうです。 担任教師によると授業を受けた子どもたちは口々に『他人の個性を大切にしたい』とか、 『友だちと自分の相違点を受け入れて行きたい』と目を輝かして語ったそうです。 翌日にはもう元に戻って、一部の児童によるいじめは再開されていましたが。 TVで流されたあるアンケート結果で、いじめに対する子どもたちの回答は トップが『いじめはなくならない』、2位が『いじめられる子の性格を直す』だったそうです。 口を開いたら収拾つかなくなりそうなので、今日はこれだけ。 いじめに勝てだの負けるなだの、 心や体に傷を受けて苦しんでいる側の人間に それ以上のことを要求するな、と。 |