みんな違って良いの!
道端の花壇タイトルはご存知、金子みすずの詩、
私と小鳥と鈴との、おしまいの部分から拝借。

とある小学校のとあるクラスで数年前、
教室内のいじめ問題を解消しようと組まれた特別授業。
その時テキストとして配られたのが、この詩でした。
みんなで読んで、考えて、多くの意見が出たそうです。

担任教師によると授業を受けた子どもたちは口々に『他人の個性を大切にしたい』とか、
『友だちと自分の相違点を受け入れて行きたい』と目を輝かして語ったそうです。
翌日にはもう元に戻って、一部の児童によるいじめは再開されていましたが。

TVで流されたあるアンケート結果で、いじめに対する子どもたちの回答は
トップが『いじめはなくならない』、2位が『いじめられる子の性格を直す』だったそうです。
口を開いたら収拾つかなくなりそうなので、今日はこれだけ。

いじめに勝てだの負けるなだの、
心や体に傷を受けて苦しんでいる側の人間に
それ以上のことを要求するな、と。
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