猫又への道
ぷにぷにおくやまに ねこまたといふものありて ひとをくふなる
徒然草第八九段です。食われちゃヤだけどさぁ…。

年経て人語を理解し、人語を話すようになるらしい。
猫と会話ができるなんてニャンリンガルかいっ!
面白そうだけど、きっとクレームどっさりなんだろうな。
可愛い~♪なんて浮かれてばかりいられない、きっと。

『飲み水に餌のかすが浮いているぢゃないか、さっさと綺麗なのに変えとくれ』
『トイレの掃除が行き届いておらん。その隅っこにあるのも残さず拾って拾って』
『最近、食事のグレ~ドが落ちておるゾ。わし新鮮なマグロや海老キボンヌ』
…うゎ、ヤだヤだ。想像したらさむくなっちゃった。

引き戸と網戸を根気良く開け、勝手にベランダに出て日向ぼっこする。
お風呂の折り戸を開けて床の残り水を舐め、風呂蓋の上でまったりくつろぐ。
各室のドアノブに飛び付いて傷だらけにし、ドアを開けて室内に侵入する。
侵入した挙句布団の上に飛び乗ったり、寝ている耳元でグルグルを聞かせる。
茶箪笥を開けて食べ物を強奪する。シンク下を開けて中に入って探索する。
ね、それくらいできればもう充分だから。君ってそこそこ立派な猫又だよ。

過去に飼っていた猫の中に、鍵を見せると『いっにぇにゃっにゃい』って言うのやら
庭の小鳥に攻撃態勢をとって進軍ラッパの音程とリズムで鳴いたのがいたけど。。。
うん、多分あれも気のせい、気のせい。
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| ワタクシゴト::戯言 | 10:14 PM | comments (0) | trackback (0) |
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