2006,08,22, Tuesday
8月も半ばを過ぎたのに、連日の真夏日と熱帯夜。
どこか熱帯地方で暮らしている錯覚を起こしそうです。 昔から夏は暑いに決まっているのだけれど、 年々過ごし難い暑さになっているように思えます。 暑い所、と認知度の高い熊谷生まれの義父母にしても、 実家を訪れる度「昔よりずっと暑い!」と感じるそうです。 室外機から吹き出す熱気、アスファルトの照り返し、車のエンジンからの熱、樹木の減少。 自然の恵みに満ち足りない人間は、結果的に随分不便な生き方を選択したものですね。 「宿題は朝の涼しいうちにやりなさい。」子どもの頃毎日のように言われた言葉も 今の子どもたちからは「無理!」ってきっぱり反発されそうです。 熱帯夜で汗だくになって目覚め、窓を開けたら入ってくるのはお隣のエアコンからの熱風。 慌てて窓を閉めて、結局はエアコンのリモコンに手を伸ばし。。。 マンションの高層階でもなければ、朝晩の涼風すら手に入らない時代なのかもしれません。 家の中では見苦しくない程度の出来る限り軽装で、首に汗拭きタオル巻きで動きます。 この季節に喜んでやれる家事は、お風呂掃除と冷蔵庫掃除くらいのもので、 掃除機を引っ張りまわしたり、アイロンがけをしたりするのは拷問並みです。 炎熱の元、涼やかな風情で投球を続け優勝したハンカチ王子様のようにはいきません。 |