2006,08,14, Monday
越して来た頃にはまだまだ隙間のあったこの辺りも、
年々家が建て混んで、空の見える空間は貴重品です。 買い物帰りの車中で目にした一瞬の空モヨウ。 道路と駐車場の空間から覗いた遥か向こうの空に、 雨を降らせながら北から押し寄せる黒雲が、 頑張って晴れている空との間にカチッと切り出した 几帳面なほどまっすぐな、四角形の境界線です。 肉眼で見ると右手の部分は縦に筋が入って、今まさに音のするほど雨が降っている様子。 左手の小さな四角部分からこちら側まで続く、晴天域に襲い掛かって来るようです。 遠い空の下では大雨が降っているのに、頭の上の空はピーカンで焼けつく暑さ。 「お~い、こっちもひと雨頼むよ」 |