2006,07,24, Monday
「シャゴマみたいな髪ねぇ」「シャゴマってなぁに?」
私の髪を梳く時の祖母の言葉と、幼い私の質問。 祖母によれば、生まれた富山の辺りでは、 とうもろこしの毛、をそう呼んだらしい。 大正時代、女の子たちが布で作った粗末な人形に とうもろこしの毛で作った髪を付けて遊んだとの事。 髪の色がそのシャゴマにそっくりなんだそうな。 多分その呼び方はその地方だけのもので、実際シャゴマを調べてみると、 日本髪を結う時に使う、ヤク等の毛で作ったあんこのことである、とか 三重県のお祭で被る花笠のことである、とか諸説あって…つまり、何の事やら。。。 長すぎ…髪。垂らすと肩甲骨の下まで来て、背中に毛皮背負った状態、暑い。 湿気の多いこの時期は、乾くまでどえりゃー時間が掛かっちゃうしね。 寝ている時、髪に首を絞められそうになって息苦しさに目覚めたり(ホラーだ!) 上に引っ張り上げてシニヨンにまとめても。。。ヤだ、ミィみたいじゃん。 で、カットした切れっ端が写真の不気味な物体の正体。 美容室に行かなくなったのは多分十数年前から。 当時美容師さんの主流は、オネエ言葉の男性か男役系の女性。(今は違うでしょうけど) そのどちらも生理的に嫌だったというのが、足が遠のいた主な理由。 鏡を見ながら鋏でバツバツ切るのが当たり前の事になった今は、 待ち時間ない、頭いじくりまわされない、高いお金を払わない、散髪。結構気に入っている。 髪ごとき女の命であってたまるか!んなもん失敗したってすぐ伸びるって。 |