2006,07,19, Wednesday
随分前に「学校関連の仕事」を打診された事があって。
中学校のお役を終えて、小学校のお役が決まった時、 打診して来たのは、当時一番ヤだ、と思っていた方で。 方やボランティア、方や有償の準公務員だとしても 両手の天秤に乗せて計るのもサモシイ気がしたし。 先に決まったボランティアを優先するのが筋かな、と。 喉から手が出る気分をぐっと抑えて、残念ですが、と頭を下げたけれど、 本音を言ってしまえば、ソヤツの下で働くのは多分無理、の気持ちが強かったから。 プーですもん。お金になると思えばイチもニもなく、が正しい生き方なんだろうけど、 頭下げるなんて安いもんよ、的な生き方をするには不器用過ぎるみたい。 ソヤツが着任してからの2年間不愉快を押さえつけていた、その頃の自分は特に。 何に対しても自信満々な知人が一人、居る。 曰く「出来なくても出来ると返事をして、それから勉強する」事もあるそうな。 知ってみると、その自信一体何を根拠に?と首をひねっちゃうんだけど、 裏っ側をちょびっと知っていてもついつい騙されそうになるほど、 生い立ちまでまるっと前面に押し出して、伏せ目がちに優しい声で、 「でしゃばるつもりは無いんですけど、ワタシ、やれます」ポーズがカマボコ。 控えめを演じつつ、中身は超強い女性ってなんかお得そうだよね。<ちょい僻み。 翻って自分をヨソの目で見ると、まぁなんて自信がないんでしょ、この子。 得意だ、と自分では思っている事も、振られると本当に出来る?と心が揺らぐ。 何をしても不安が先行して、やれます!と自信を持って言えない。 自信が無い自分をひた隠しに、外では人一倍ツッパラカッテるんだから、 実に可愛げないんだな、こいつ。 |