2006,06,14, Wednesday
真面目にフランス語を学んで
Nezを目指そうかと思ったほど結構鼻が敏感(犬か?) 仏語の、どこかへ空気が漏れるような発音に挫折して 夢は結局放り投げたけれど、今も香りにはウルサイ。 数年前に患った急性副鼻腔炎の爆弾を抱えていて、 次悪化したら唇めくり上げて手術(医者談)らしいし、 学生時代毎日のように鼻血を出した鼻粘膜の弱さが 匂いへの敏感さを逆に増幅しているのかもしれない。 有り得なさそうな話だが、以前は地震の前触れの匂いが判った。 空気の匂いに違和感があって、今日は地震がありそう、が当たる。 今までにたった一人、同じ事を言った少年を知っているから、 まんざら気のせい、ではなさそうだけれど、今はもう感じられない。 巫女の力、のようなもので、世事にまみれると消えるものだったのかも。 すれ違った時にふっと香る上手な香水使いをする人は素敵だな、とつい振り返る。 「頭から香水かぶったんすかっ?」って聞きたくなる強烈な「香り」の人に出会うと、 こっそり鼻を押さえて足早に去る。自分の好きな香り=他人も好き、なワケじゃない。 ひところ流行したWatermelonの香水を浴びた方とすれ違うと、笑う。 目を閉じてHalloweenの南瓜ならぬ西瓜を頭にかぶった姿を想像しながら。 |