時計
紫陽花先日の掲示板で「年を取ると」の話題があった。
年を取る、の基準は難しくて、
幾つになったら年を取った事になるのか、
この年になってもとんと理解に苦しむけれど、
確かに日々の時間の流れに対する
自分の概念は変わってきているみたい。


遊びをせんとや生れけむ(梁塵秘抄)のうたそのままに、
頭のてっぺんからつま先まで泥んこになり、
朝から晩まで原っぱや雑木林を駆けまわっていた頃には、
朝と夜とご飯の時間…くらいの感覚しか無かったかも。

年を取ると時間の経つのが早い、と言う話なんだけど、
勿論幾つになろうと、1日24時間の基本は変わらないのにね。

自分の感覚では、1週間はやはり長く、週末の休日は来るのが遅い。
楽しみにしている日までの時間は妙にゆっくりだし、
いざその日がやって来ると、夢のように早く時が過ぎる気がする。
毎日漫然と作っている一昨日の晩ご飯は、CMで聞かれて思い出せなくても、
何年も前の古い記憶は、はっきりと鮮やかに思い出したりするのも不可解。

こんな取りとめもないことを考えるのに時間を割いたり、
変わらないつもりでも年々要領が悪くなって作業が遅くなる分、
本当に使える時間が減ってきているのかもしれないし、
いつの間にかオツムの回路が、混線しているのかも…しれないなぁ。

ふと思い出した幼少期の暮らしで、気になった事が一つ。
ご飯のお替りをする時はお茶碗にひと口残すという私の実家の躾。
学校給食では残さず綺麗に食べないとお替りできない決まりだったし、
ご飯のお替りを出来るほど健啖ではないのですっかり忘れていた。
調べると昔の和食のマナーで、現在は知らない人が殆どだって。
大正生まれの祖母に育てられた私って、やっぱり古い人、なんだわねぇ。
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