2006,05,21, Sunday
八重桜の豪勢な花を楽しんだ後の、毎年の憂いは毛虫。
数年前に1度、もの凄い勢いで葉を丸裸にされて以来、 花が終わると同時に毎日のチェックを欠かせない。 果樹に生り年と末生り年があるように、 毛虫にも当たり外れの年があるのか、数年来無事で来たけれど、 先日ふと見ると葉っぱが小さい穴だらけになってる! どうやら久方ぶりのお出ましらしい。。。滅 葉の裏をよくよく見ると、小さな緑の初齢幼虫があちらこちらに。 まだ何の毛虫かは判らないけど、多分以前のと同じかねぇ。 真っ黒い頭のツヤツヤした奴。(結構可愛い) あの年は洗濯物を干しにベランダに出る度、 モシャモシャと葉を食べる音が聞こえる程大勢さんだったから、 洗濯物を干すスペースが減って困った記憶が蘇ってきた。 そうは言っても懸命に小さな体で葉っぱに縋り付いている姿を見れば つまんでポイッとしてしまうのもまた痛ましく、申し訳ない気がする。 殺虫剤なんていう大量殺戮兵器は使わない主義だし、 時折会食パーチーに集まってくれる雀さんに期待してみるが、 お腹が満ちるとさっさと行ってしまうので、虫の勢いには及ばないみたい。 見ないふりしてるから、さっさと食べてさっさと蛾になって飛んでってね。 もにょもにょとお願いしつつ足元に目を移すと、 緑色のちょうちょだ!…いえいえ、葉っぱでした。 ワイルドストロベリーの茂った葉の下影に ちんまりととまった蝶か蛾かと見紛う姿。 自然の造形ってホントーに不思議ですね^-^ |