Airy*Mint

　　　　　　　　　

洗濯物を干す時に、殆ど毎回ベランダにくっついて来た猫又氏も、8月に入ってから一向に収まる様子のないこの暑さには流石に白旗のようで、家族が出かけた後の、エアコンの冷気が少し残ったリビングで椅子に大の字になって伸びています。
先日なんぞ、薄目を開けてべろをちょいと出して寝ている姿を同居人氏に目撃されたそうです。それって半分向こうへ行っちゃってたんじゃ｡｡｡

そんなわけですっかりご無沙汰の猫又に代わって、毎日ベランダを駆け回っているのは小にゃん。すだれで周囲をぐるっと囲っているとは言え、小さい体がどこの隙間を抜けて飛び出して行くんじゃ、と干し物をしながらも気が気じゃありません。せめてベランダに居る間だけでも繋いで置く方が安心だろうと、ハーネスの使用を検討していました。

ペットショップに行く度探したんですが、どれもサイズが大きくて小にゃんにはユルユルそうなので、こうなりゃ自作だ、と最初は手芸用ロープとストッパーを組み合わせて作ってみました。ところがいざ装着、の段になったらもー発狂状態。紐＝遊ぶ、って図式がバッチリ出来上がっていたようです。

ではこれならどうよ！と、幅広の可愛い織ゴムとアジャスターで、体の成長に合わせてサイズもいくらか調整出来るように作ったのが上の写真のハーネス。左が背中側から、右は横からの見た目で、作った本人も家族も、これなら良さそうだね♪と喜んだんですが｡｡｡
肝心の小にゃんサマは着けられた途端、いやじゃいやじゃと大騒ぎで何とか外せないかともがき回る始末。終いには拗ねてゴロンと横になってしまいました。あ～ぁ、結構気合入れて作ったのに｡｡｡無駄になっちゃったよTT

今日も今日とて猛暑。まったく、仮借ないとはこー言う事かい！な気温ですな。
エアコンが嫌いなんて言ってられません。点けなきゃ死んじゃいます。点けても一向に下がらない室内温度に焦れて、雨戸も閉めて外の熱を遮ろうとしたんですが、折りたたみ式の我が家の雨戸、暑さでローラーが膨張して動かす事も出来ませんでした｡｡｡酷ひ。

本日の体温は36度5分なのに、温度は軽く37度超！聞けばレッサーパンダの次郎さんも熱中症でお亡くなりになったそうな。うぅ、おいたわしや。

夕立は天然の打ち水とか。さっき通り雨があって一瞬気温が下がった気がしましたが、所謂焼け石に水？水蒸気の分だけ湿度が上がって蒸し暑さが増幅した感じですT∇T；
先日千葉の方へ友人たちと花火見物に行った同居Guyが携帯で撮ってきてくれた、お土産の花火写真でも見て納涼気分に浸りませう。

久々に朝から大雨で、「暑くならない朝のうちに」の言葉を珍しく実感しました。
洗濯を休む分だけ空いた時間を、さて何に回そうかといつもの雑用の後コーヒーを飲みながらのんびり考え、手に取ったのがこのペーパークラフト。
考えてみればぬるく薄めないホットコーヒーを飲んだのもいつ以来だろう？随分久し振りだな～。

このクラフトの型紙はasahi.comが10周年の記念に無料配布してくれた、例の直立レッサーパンダのものです。
昨日レッサーパンダの次郎さんの訃報を聞いて、(クラフトのモデルは風太くんだそうですが)そう言えば以前ダウンロードしたはず、とPC内のpdfファイル探しまくるものの｡｡｡元データは影も形も無く見つけられずじまいでした。そういうの処分しない性質なんだけど｡｡｡
運良くプリントアウトしておいたのがあったので、失敗した時の予備用にコピーを取って作り始めたんですが、元データが無い＝作り方の書かれたファイルも無し。
結構複雑な作りになっているので、突き合わせを慎重に見て、出来上がりを想像しながら少しずつ張り合わせてます｡｡｡無事出来上がるんだろうか？

食べる、走る、飛ぶ、落ちる、転がる、そして疲れたら寝る♪実に健全な最近の小にゃんの生活です。
周りのヒトたちは皆、小にゃんの命が助かっただけありがたいと思っているので、どうも甘やかし気味の所があるのはちと不安要因ですが、食べる遊ぶ寝る、で丸一日を埋め尽くされた彼の暮らしぶりは、しばらく小ちゃいのが不在だった我が家にとっては明るい笑いの種そのもの。
命にかかわらない些細な悪戯は、目尻を下げて許しちゃいます。いーのかな？
←こんなもんでも遊び道具にしちゃうこの並外れた好奇心…羨ましいほどです。

トイレで水を流せば伸び上がって便器を覗き込んでますし、亀の水が天井に反射していればどこかから飛びつけるはず、と足場探しに忙しいし、ミシンをかければミシンに、掃除機をかければ掃除機に、DSやTVの画面から、床に落ちたプラスティックの端っこに至るまで、およそ彼の興味を引かない物は何一つ無い模様。

まっ黒な雲が出てきたので洗濯物を取りにベランダに出ると、大粒の雨が丁度降り出した所でした。一緒について来た小にゃんには、何も無い所からぼつぼつと音を立てて落ちてくる水滴が不思議でならない様子。部屋に戻った後もしばらく網戸越しに外を覗いていました。

ミシンが届いて、急務だった小にゃんのハーネスやら前から頼まれていたパンツの裾上げやらを済ませ、これでオシマイ、ってのも愛想の無い話なので、自分の物でも何か縫うか、と取り掛かった帽子が仕上がりました。
夏があとどれくらい頑張るつもりか知らないけど、この調子で行ったらまだまだ役に立ってくれるでしょ。
秋になったらリバーシブルの裏面を使うし。

表は白に光沢のある小花柄、裏は落ち着いた黄色～淡茶系濃淡の小花柄。
夫々帽子の形に縫ってほつれ予防にステッチをかけ、中表に合わせて返し口を残してブリムを縫い合わせ、表に返してから返し口だけ手縫いで仕上げました。
暑苦しいので接着芯は片面のブリムにのみ使用。サイズリボンは使わずに、縫い代をサイドクラウン側に片倒ししてステッチをかけ、伸び止めにしています。