主なしとて春を忘るな
ネモフィラ・ペニーブラック階段の東側の窓から見える隣家の、裏のそのまた東側2軒先のお宅の庭木に、綺麗な薄桃白色の花がここ2-3日で満開になりました。
そうそう、毎年この木は、染井吉野より一足先に咲く早咲きの桜。その家の主が何年か前に越されて以来空き家ですが、住む人も無いまま花だけが律儀に咲いているのを見ると、少し切ない気がします。

その家の更に向こうに見えるのは、クリーニング店を数年前にたたみ今は自販機のみ置いているお宅。商売をされていた当時は立派な藤棚があって、初夏には花を、夏には降るような虫の声を楽しませて貰いましたが、跡形もなく取り払われて面影もありません。

越して来た当時西側の窓から見えていた遊園地の花火も、晴れた日には望めた富士山も、今はすっかり建て混んだ家々やマンションの背後に隠れて見えません。都会と違って速度は遅いものの、10年以上経つ内には窓外の光景も随分変わるもんですね。
自分だけが変わらないワケもないか、と妙なところで納得^-^;
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| 自然::花空風月 | 09:43 PM | comments (0) | trackback (0) |
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