2008,03,01, Saturday
今日から三月。良いですね~、弥生と言う言葉の響きからして暖かそう。 ようやっと今年も寒い季節を乗り切ったぁ、って気分になれます。 春はあけぼの やうやう白くなりゆく 山ぎはすこしあかりて 紫だちたる雲の 細くたなびきたる うん、時代は移れど何となく共感できる。 朝日が昇る時間が早まって、少しばかり早く目が覚めても辺りが真っ暗ではないし。 一方、えーっ?と思うのが 冬はつとめて のくだり。 早朝、それも雪が降ったり霜で真っ白だったりする中、熾した炭を運ぶのが良いだなんて、納言ちゃん、趣味がちょっと変! 尤も下々の者は兎も角、あてなるやんごとなき皆々様は、ぞろりぞろり重ね着してただろうからそんなに寒くなかったのかな? 写真のお雛様は、その昔親戚の誰からか貰った『折りびな』(田中サタさん著)という本で折り方を覚えたものです。 お雛様用の和紙が10人分セット(男雛・女雛・三人官女・五人囃子)付いていたんですが、それは元の持ち主が使ってしまったので、確か鳩居堂で別に似た紙を求めて作りました。 今回のはユザワヤで購入した『てすきいろがみ金襴和紙』をベースに色合わせを迷いつつ原寸(9.5cm角)で折ったものです。 福音館書店から出ていたこの本は、いつの頃か絶版になり、その後『三人会』にて『折りひな』として出版されているとのことですが、本屋さんで探しても見つけられず。 先日図書館を徘徊している際にぱったり巡り合いました。当時の物とは装丁が違っているけれど、中身(折り方)は多分昔の本と同じだったと思います。 本のあとがきにもありましたが、こちらに書かれている住所に申し込むと、和紙をセットした本や和紙のみも送って頂けるそうです。一応参考まで。 |