2007,09,30, Sunday
昨日より気温が更に下がり、冷たい雨の一日でした。
明日が衣替えだっては判ってますけど、んな急に11月中旬並みになるこたぁないじゃないか! 夏が滅法遅く7月中は肌寒い日まであったから、合物の薄手長袖しまったのって正直ついこの間な感じなのに、昨日辺りから慌てふためいてその箱引っ張り出している始末。いや寧ろ冬物が欲しい。 ベランダのアゲハの幼虫が鳥糞状態を卒業し、鮮やかな黄緑の可愛いイモちゃんに成長しましたが、案の定細っこいルウの枝では成長期の食欲を満たす事は無理な様子。 先に大きくなったいくつかは、もう一本の枝分かれした方へ幹伝いに移動して行きました。そちらも早晩食べ尽くされそうな雰囲気で、どこかから柑橘系の枝を調達してきて差し上げたいのはヤマヤマだけど、一体自然の生き物にどこまで手を貸して良いものやら。 餌も少ないうえにいきなりの寒さに晒される自然の生き方と、箱に入れられふんだんに食べ物を与えられる生き方と、ムシに聞いたらどちらが良いと答えるんだろう。 ※写真は先日河川敷で見かけたセスジスズメ(多分)の幼虫。親御さんはその辺に普通に居るどってことない蛾ですけど、お子さんはいやにセンスがお宜しい。ムシの世界にはそういう期待を裏切るようなのが結構多いです。鮮やかな幼虫がつまんない蠅みたいのに変身しちゃうハバチとか。人間でも、えらい可愛かった子が大きくなったらどってことなくなっちゃったってのも良くある話ですけどね。 しばらく色々試してみたんですが、朝から目にしたくもないヒワイなのとか、さもしいようなものばかり届くようなので、トラックバックの受け付けを当分休止しようと思います。受け付けると書いたブログポリシーの記事は、数日中に行うアップデートの際に修正予定です。 |
2007,10,10, Wednesday
数日前、出先の駐車場で車から降りると、金木犀の花の香りが迎えてくれました。
花が終わる頃には、小さなオレンジの花が木の下にたくさん落ちるので木の存在に気付くけれど、今はまだ鼻を頼りに木を探すしかない目立たない花。 くんくん嗅ぎまわって見つけたそれは、固い蕾のうちからもう一丁前に芳香を放っていました。 2~3日続いた雨が上がって、今日やっと洗濯物を干しにベランダへ出たら、あれ?ここにも金木犀の良い香り。 近くにあったか?と見回したら、そうそう、フェンスの際にお隣さんのが一本ありました。 こちらは雪のように白い花を咲かせる銀木犀。金木犀より少し遅れて咲くそうです。 良い香りをありがとう♪お相伴させて頂きます^-^。 いよいよ秋が深まっていくんですねー。 |
2007,10,13, Saturday
殆ど晴れらしい晴れも無く、早々と薄ら寒い陽気が続いていて、秋晴れの空もこの秋はまだ数度しか目にしていないような気がします。
例年今頃は真っ青な高い空に白い鰯雲、トンボがスイっと頭の上を過ぎる、ってな感じだと思うんですが。。。 張り切って準備した中掃除、体調の悪さも手伝って今ひとつ乗り気になれずにいます。 先日通り掛かった時に見たらもう随分黄色味を帯びていたので、少し早いか?そろそろか?と、いつも行く大公孫樹の銀杏の様子を見に行ったんですが、枝についたまま腐りかけている実が多く見られました。 まだ拾えるほどには熟していないようなのに、表皮に黒いシミがたくさんついていたり、黄緑のまま成長を止めた物があったり。いつもは重さに枝垂れるほど付いている実の数まで、今年は少ないように見えます。 銀杏を拾いにその公孫樹の木に行き出して10年ほどですが、こんなのは初めての事です。異常な暑さだった夏の後に、いつまでも続いた秋の長雨。植物たちも体調を崩してしまったのかもしれませんね。 庭からベランダまで這い登ってきているアケビの蔓に、春早くに咲いた花が今頃また咲き出しました。あれれ?アケビって年に2回咲くんでしたっけ? |
2007,10,14, Sunday
ベランダの西側ラティスを覆い尽くす勢いの五葉アケビは、いつまで待っても実を付けません。
自家受粉をしないので、三葉のアケビを近くに植えないといけないのだけれど、今までに数回植え付けた三葉アケビの苗は何故か育たずに枯れました。 それ以来、どこか近所で植えてくれればオコボレが…と期待してるんですが、虫が良すぎるかな? そんな実らぬアケビにも毎年やって来るアケビコノハの幼虫が、今年もモリモリと葉っぱを召し上がっていらっしゃいます。もうお馴染みさんで、夏のうちから葉の中を覗き込んで探し、見つかるとほっとするほど来訪が楽しみになっちゃいました。 こいつの親御さんはヤガの一種の結構大きめな蛾なんですが、産卵に来る姿は見かけた事がありません。いつのまにかこっそり庭にやってきて、そぉっと卵を産んでいくんでしょう。 枯葉のような前翅を広げると、中に鮮やかなオレンジに黒い模様を配した後ろ翅、頭にはカブトムシの角に似た突起、とお子さんに負けず劣らずユニークなお姿とのことなので、是非一度お目にかかりたいものです。 いや、実が生ってくれればもっと嬉しいけど。。。 |
2007,10,18, Thursday
小にゃんが家に来て4か月半が過ぎました。
大きな毛虫のようだった体つきもすっかり猫らしく成長し、今では猫又の3分の2程の大きさになり、不細工だった顔もちゃんと猫らしくなってほっとしています。 足がすらりと長いので、体高に到ってはほんのちょっと猫又に負けているだけ…短足の猫又の嘆息が聞こえてくるようです。不憫だな~^-^; そんな大きさになっても、性格は赤ちゃん猫の頃からあまり変わっていないようで、人の肩は飛びつく台、足は巻きつく棒、としか認識していない模様です。 こちらの行動は逐一彼の興味の対象らしく、料理をしていればシンクのふちに飛び乗って包丁や食材が忙しく動く様子を食い入るように見つめている、と思うと次の瞬間は肩に飛び移って肩乗り猫と化し、鍋の中でぐつぐつ煮える具材や立ち昇る湯気をまじまじ眺めます。 トイレに入ればお約束のように付き従い、便座を覗き込んで水が流れるのを確認してから退出。見てなくてもちゃんと流すって。 お風呂は…苦手の様子。今家の中で唯一のんびり寛げる場所は浴室だけのようです。風呂から出た途端、『ほれ、まだ濡れてるじゃん!』と洗い髪を舐めに飛んで来ますが。 今のところ一番ありがた迷惑なのは、未だに止めようとしないちゅぱちゅぱ。 殊にキーボードを打っている時の左手がお気に入りで、膝の上から手を伸ばして必死に手繰り寄せ、音を立てて吸い付いてきます。 服はよだれでべちょべちょになるし、片手打ちでははかどらないしで迷惑この上ないのですが、半眼になって恍惚の表情を浮かべている姿を見ると、親から早くに引き離された反動だろうか、と追い払う気も失せてしまいます。<馬鹿飼い主。 いずれ全て卒業する頃には、きっと寂しくなるんだろうな~。 |